何を書くか
2023/04にマッチングアプリで付き合った理系院卒の二人が、入籍を決めてから入籍するまでの4か月でどういうことをやったのか?何を考えていたのか?を書きます。
タイムラインとしては以下の通りです。
- 2023/04 交際開始
- 2023/09 同棲開始
- 2023/12 同棲一時終了(二人の事情ではない要因)
- 2024/01 入籍を決意, 物件探し
- 2024/02 同棲開始
- 2024/03 プロポーズ, 結婚指輪購入
- 2024/04 顔合わせ, 入籍
スケジュール的に結構ハードで、二人で戦略的に物事を進めていったつもりなので参考になると幸いです。(期待値を調整しておくと、そんなに高度な戦略ではないです笑)
参考情報として、お互い2024/05/05時点で27歳で同い年/ITエンジニアです。呼び名があった方がわかりやすいので妻 / 夫と表記します。 この文章は妻が書いていますが、夫にも見てもらって公開しています。(妻がこんなこと考えてたのか~と楽しみながら確認しましたw by 夫)
入籍までにしたこと
入籍を決意するまで
元々夫に結婚したいという意思は伝えてもらっていました。気づいたら言っていたのでいつ頃から言ってたかは覚えていないです。笑
妻は入籍するならば、
- 性別的な役割に囚われずに会話ができる(ex. 女性だから料理作って、など強制されない)
- 建設的な話し合いを行える
- 愛情を伝えてくれる ができる相手が良いなと思っており、夫はそのような人なので入籍自体に対してはかなりポジティブでした。
(また、離婚もできるので可逆だな〜と思っており、入籍に対するハードルがすごく高いというわけではなかったのもあります。笑 もちろん離婚するつもりはないですが、、。)
説明は省略しますが2023年時点で4ヶ月ほど同棲しており、二人の生活が想像できていたというのも大きな要因です。(二人が仲悪くなったとかではなく2023年12月に一度同棲は終わりになりました。)
入籍していなかった理由は、交際して1年以内に入籍するのは身内から反対されそうで嫌かな〜と思っていたからで、年末年始に母と会話する中で、両親は9ヶ月で入籍したと分かったので特に反対する理由がなくなり、入籍を決意しました。 (ちなみに善は急げ、ということで両親と会話してすぐに電話をかけ、入籍日を決めました。笑)
やったこと1. 入籍日を決める
お互いの条件を出し合う
- 覚えやすいこと (妻側の条件)
- 二人の記念日であること (夫側の条件)
ということで、交際日に入籍することとしました。 (ちなみに誕生日という案もありましたが、誕生日は夫だけの記念日なので不採用となりました。また8/8など覚えやすそうな日は二人の記念日ではないよねで不採用となりました。)
ちなみに妻が諦めた点は、縁起の良い日を選ぶことです。入籍日は仏滅なので若干気になりましたが、覚えやすさ重視で交際開始日としました。(良さげな日が大安でなかったのも理由の一つです) 念の為、両親にも確認を行いました。夫は縁起はあまり気にならなかったそうです。
やったこと2. タスク洗い出し / カレンダーマッピング
依存関係があるタスクが多かったので大変でした。 4ヶ月で同棲 / 入籍をするのは計画を組まないとできないことだよね、という共通認識があったので1月にタスクの洗い出しや進め方を会話しました。 タスク/ スケジュール管理はNotion + Googleカレンダーで行いました。
選定理由は
- Notion: 妻がNotionを院生の時に使っていた + ネットで公開してくださっているテンプレをそのまま使えるというメリットから。
- Googleカレンダー: 元々Googleカレンダーで予定を共有していたため。 です。 あとはLINEやDiscordも使いました。
詳細は章に分けて記載します。
1. 同棲
のブログを参考にNotionで管理しました。 それぞれ詰まったところを振り返ります。
1-1. 候補エリア洗い出し
お互いの職場が都内 & 職場の間に私たちが払える家賃の家はない ということで、どちらかの職場に近い場所という観点で選びました。 夫が出社したいと言っている + 妻はリモートが多いので、夫の会社まで30分程度のエリアを探しました。この時点でお互いの貯金や年収は把握しており、家賃も会話しました。
1-2. 物件探し/ 物件決め
サイトをいくつか見て相場を把握し、不動産屋さんで相談しました。 望んでいた2LDKは競争率が高く、なかなかいい物件が見つかりませんでした。
物件を探す際に役に立ったTips
- 一定条件が決まったら不動産屋さんに行く * 結局不動産屋さんに相談しないと何も進まない
- 本当に住みたい物件は1秒でも早く内見に行く
- その物件の内見可能日初日の夕方に内見を申し込んだものの、内見前に契約成立してしまい見れないこともありました
- 自分たちの条件が移り行くことを前提としたスケジュールにする
- 意思決定スタンスを揃える
- ↓で補足します
蛇足: 意思決定スタンス
この物件決めでは
- スピード重視: 良い物件があったら、強い納得感を持てなくてもその物件を逃したくない(夫)
- 納得感重視: 良い物件を逃してでも、強く納得いくまでゆっくり決断したい(妻)
- 完全な納得感は存在しないですが、2-3日考えることで自分の考えが変わったり強固になる感覚があり、時間をかけることで納得感が醸成されると考えています
というどちらのスタンスで物事を進めていくかを決めていなかったため、少しお互いの不満に繋がってしまいました。
そこで、これから先の意思決定スタンスを決めました。 大きな買い物をする際には②納得感重視 という進め方をしようという合意をしました。
この後に家電や家具を決める際には、
- 実物を見たり詳しい人に案内してもらいお互いの条件をより明確にする
- 家でネット見たり友達に話を聞いて知識を深め、候補を決める
- 候補を決めた状態でもう一度見にいく
- 一度家に帰って冷静になってから購入を決断する というフローで進めていくことにしました。 おかげで(?)家電や家具に関しては、意思決定に関して後悔はないかなと思います。
1-3. 引越し / 家電・家具購入
引っ越しに関しては別記事で書きます。 家電 / 家具に関しては、両親と会話し、結納金など伝統に則ったお金(??)はお互いなしにして、家電を買ってもらうことにしました。乾燥機付き洗濯機 / 冷蔵庫 / ルンバは親族にプレゼントしてもらいました。
ちなみにルンバはrentioというサイトで試しに使ってみたりしました。(自分に合うか謎だったため) その他、トースター / 机 / 食器棚は相談して購入しました。食器棚が意外と探すのが大変だった気がします。(食器棚を見れる場所って少ない) 最終的に東京インテリアで購入しましたが、届くまで1ヶ月程度かかったので意外と早く検討するべきなのか?と思ったりもしてます。
1-4. 同棲開始
同棲開始してからはお互いにやりやすい方法を検討し会話していますが、書くと長くなるため別の記事にします。 少し狭い家なので便利収納グッズを試してみるなどしてます。
2. 入籍
2-1. 挨拶
友達/夫/家族と会話する中で以下を実施することにしました。
- お互いの友達に会ってみる
- 「パートナーの友達がヤバイ場合、パートナーもヤバイ可能性が高いかも?」という話を友達としていたので、お互いの友達を家に招くことにしました (シンプルに会ってみたいし、紹介したいのもあります)
- 同棲していたので家に来てもらって、もんじゃパーティやピザパーティをしました
- 両親への挨拶
- 妻が夫の実家に遊びにいく / 夫が妻の実家に遊びにいく をやりました
- 交際中に会ったことはありましたが、改めて結婚の挨拶に行きました。日帰りで行ける距離だったので1日で行きました
- 両家顔合わせ
- 妻の母は海外勤務 / 兄は北海道勤務なので、妻の父と夫の両親で実施しました
- 候補はいくつか探しており、予約開始日っぽい日にネット申し込みしてみたのですが最初に探していたお店は取れず、、。
- 本当に行きたい場合は電話予約 or リクエスト予約できないか確認するのが良さそうです
- 仏滅は予約はすぐに埋まってなかったので仏滅の日を顔合わせにしてもよかったなと思ってます(どちらの両親も気にしないため)
- 両家顔合わせ前には、顔合わせ用のしおりを作りました
- 結構めんどくさかったですが(データの作成だけでも4時間以上かかった)、おばあちゃんにプレゼントできたりと贈り物としての側面もあるなと思いました
- 印刷はキンコーズでやりました。ツルツルの紙で作れてよかったです。(まとめる紐は100均でそれっぽいものを購入)
- 妻のおばあちゃん家への挨拶
- 妻のおばあちゃん家は日帰りで行ける + 妻のおばあちゃんも会いたいと言っていたので、挨拶に行きました
- 1月にスケジュールを組んでおり、4月あいてる?と電話したところ、確認が早すぎるわよ、と言われたのは今考えると面白いな〜と思います
2-2. プロポーズ
プロポーズは受けていなかった(口頭で結婚したいは言われていたのでプロポースされていたのかもです?)ため、プロポーズをするべきかを会話しました。 お互い形式美でもプロポーズは受けたい / したいとなったので、日程を決めます。
3月末に妻側の誕生日があったため、この日にプロポーズするのはどう?と妻から提案しました。(ちょっと図々しいですねw。この記事を夫に確認してもらって分かったのですが、夫も誕生日にプロポーズする作戦を考えていたらしいので結果オーライです!) 誕生日が月曜日だったため有給を取れるか確認し、日月でプロポーズ旅行としました。
周囲の話を聞いていると、これが一番びっくりされるのですが、心の準備は前からできるし、妻側は割と満足しています。
プロポーズは以下のことを決めました
- 婚約指輪はいらない
- 婚約指輪代を別のものに使いたいと思っていたのでいらないと、妻から伝えていました
- 夫は婚約指輪を一定の時期まで買いたかった?らしいですが、妻の友達もいらないと言っているのを聞いて気持ちが変わったそうです
- (ちなみにプロポーズ日にノリで4000円くらいの指輪を買ってもらい、それが婚約指輪となっています。笑)
- お返しのものも買わない
- 婚約指輪を買わないのでお返しも買わないことにしました
- 何かペアで買うか?という会話になり、ペアウォッチやNORTH FACEのダウンなどが候補に上がったのですが、良さそうなものがなく。時計もあまりつけないよね、となったのでペアで何か購入するのも今の所検討してないです。
- 冬が近づいたらNORTH FACEのダウンを買うかも。まぁ結婚5年記念とかで何か買うでもいいかなと妻は思ってます。
プロポーズ補足
妻の考え方として
- サプライズよりも、一番嬉しい形でプロポーズを受けたいなと思っているという価値観を持っている
- 相手が超素敵だと思ったものを自分が素敵だと思えなかった時に態度に出さない自信も将来不満に思わない自信がない
という考えがあったため、上の進め方になりました。
ちなみに、この後もちょいちょい「お花はあると嬉しいな」「婚約指輪はなくてもいいな」などコメントをして、期待値をすり合わせていました。笑 プロポーズを受ける側でしたが、自分も参加できたなという感覚があり、それも副次的なメリットかもしれないです。
2-3. 結婚指輪購入
(ちなみに、結婚指輪購入が一番間に合うか心配しました。)
一般的に1-1.5ヶ月程度指輪の作成には時間がかかるそうですが、4/22までにやるべきことが大量にあり、結婚指輪の選定をする体力 / 判断力がないと1月に判断しました。
1月時点で、「結婚指輪はもしかしたら入籍日に間に合わないかもしれないけれど、無理して決断して辛くなる方が嫌だ」という合意をしていたので、2月下旬-3月中旬で検討をしました。 指輪の探し方は以下の通りです。
- ゼクシィを買って冊子を眺める
- ブランド物がいいか, 手作りがいいか?など会話しました
- 手作りよりはメンテナンスしてくれるブランド、と会話。 (国内 / 国外は決めていなかった)
- 予算について話し合う
- 貯金/収入から考えて現実的なラインを会話しました
- ちなみに妻は何度か買い直してもいいな〜と思っているので、今買えるものを買えばいいかな〜という気持ちでした
- 妻が情報収集
- 基本的に妻側の方がデザインがいろいろあるので妻が見てました
- インスタで画像を見る , 友達の話を聞く, サイトを見ました
- 実店舗に行く
- 銀座あたりにいっぱい店舗があったので突撃してみました。ちなみに国内ブランドです
- 入籍済みの方に相談したところ、国内ブランド/国外ブランドどちらも見た方がいいとのことでしたので、国外ブランドも見に行きました
- 決断
- 気に入ったデザインが見つかったので国内ブランドで買いました
- 3月中旬に決断したため、4/22に間に合うか怪しかったですが、4月上旬に届きました。これはラッキーで本当に間に合わせたいのであればスケジュールは検討する必要あるかなと思います
2-4. ブライダルチェック
入籍という一大イベントを行う上で、将来のことを考えることが増え、子供の有無は生活スタイルを大きく変えると思うようになりました。
- 妻はかなり心配性で、将来のいろいろなリスクを把握したい気持ちが高かったこと
- 夫がブライダルチェックなどに関してかなり積極的であったこと
- (入籍前に必要であればブライダルチェックをするよ、と夫から申し出があったくらいです。かなりびっくり+ありがたいですね。) があり、ブライダルチェックをすることにしました
ブライダルチェックをすることで未来に対する検討の幅が決まりやすくていいかなと思ってます。 特に何もなければ子供を持つ時期について会話する / 問題ありそうであれば、不妊治療を早めに始める / 不妊治療がうまくいかない場合は新しい生活を検討するをしたいなと思っています。(妻は子供を持たないなら2拠点生活とかしてみたいです)
また、キャリアについても会話をしたいと思っており、 hippocampus-garden.com
を参考に、デュアルキャリアカップルを読み進めています。(こちらも別記事にしてみたいです)
2-5. 入籍
入籍にあたってやったことは以下の通りです
- 婚姻届を決める
- 横浜デザインの婚姻届が可愛かったのでセブンで印刷しました
- 証人欄を誰にするか決める
- お互いの父にお願いしました
- 顔合わせの日に書いていただいた
- 朱肉持ってきているか確認するといいと思います
- あとボールペン意外と持ってないので2本持っていくと良い
- 念の為に3枚書いてもらいました 笑
- 本籍地を決める
- 本籍地は自由に決められるので、思い出の場所にすることにしました
- 婚姻届提出
- 本籍地の役所に提出しました(所在地の市役所でもいいらしい)
- 月曜提出ですが少し混んでました
- 本籍地と所在地の管轄が違うこと、混んでいたこと?があり、当日は婚姻届受理証明書/戸籍謄本をもらえませんでした><
- 入籍後手続きを当日にしたいと考えている場合はもう少し工夫が必要なのかもです(何をすればいいか分かってませんが、、、)
2-6. 入籍後手続き(妻)
名字については特に妻がこだわりがないこともあり、妻が夫の名字に変更することにしました。 それが当たり前だよねという意識は特にないので、全ての手続きに帯同してもらおうかと思いましたが笑、婚姻届受理証明書/戸籍謄本を婚姻届の役所に取りに行く必要があり、その作業を夫にやってもらうことにしました。 (また、妻はGWの平日が会社が休みでしたが夫はそうではないので有給を使うのは勿体無いかという気持ちもありました)
入籍後手続きで実施したこと / 個人的なポイントを書きます
- マイナンバー変更/住民票取得 (30分くらい?)
- 区の特別出張所で実施しました、結構空いてました
- 免許証変更(20分くらい?)
- 警察署に行きました、待っている人は誰もいなかったのですぐでした
- この後のカード変更手続きなどで出す書類として使えるので、先にやるべきかなと思います
- パスポート変更(2時間くらい?)
- 有楽町のパスポートセンターに行きました。ネットで混雑状況を確認できます
- 有効期限はかなり残っていたので名字だけ変更しました
- パスポートの写真は撮り直しなので、ちゃんと化粧して出かけるとよいです
- パスポートセンターのすぐ近くで写真は取れたのでかなり楽でした
- パスポートセンターはGWの平日でもかなり混んでました。新しく作り直す場合はかなり待ちそうでした
- 私は名字だけ変更だったのであまり人は待ってなかったです
- 各種サービス変更
- 銀行
- ネットで完結しました
- 証券口座
- ネットで完結しました
- カード
- 3枚あるのですが、電話しないといけなかったり面倒でした
- 今再発行中です、、。
- その他
- 通販やサブスクも変更しておきました
- 銀行
- (未完了)会社への手続き
- GW明けたらやります
終わり
このブログを書くのに3時間以上かかったので、ブログを書くのは大変だなぁと思いました。 次は夫婦で話したお金の運用方法や結婚式/ハネムーンについて書きたいです。